任天堂、Switchゲームバウチャー割引プログラムを終了

任天堂は、Nintendo Switch Online加入者が割引価格でSwitch 1タイトルを入手できる「Switchゲームバウチャー」プログラムを終了すると発表しました。

本日公開された詳細なFAQで明らかにされた通り、同社はSwitchゲームバウチャーサービスが2026年1月30日に終了することを確認しました。これにより、関心のあるユーザーは追加購入のために残り6か月弱の期間を与えられることになります。

プログラム終了に関する公式な理由は示されていません。しかし、この決定は、任天堂が80ドルで発売された初のタイトル『マリオカートワールド』に加え、Switch 2ゲームをバウチャー対象から除外する方針を打ち出した後に下されたものです。

Switchゲームバウチャーは2019年に導入され、加入者が12か月以内に2本のNintendo Switchゲームを定額で購入できるようにするものでした。英国ではこのバンドルが84ポンドで提供され、1本あたり平均42ポンドとなります。

これは標準小売価格50ポンドと比較して1タイトルあたり約8ポンドの節約となり、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』など、価格が60ポンドの一部選択されたゲームではさらに大きな割引が適用されていました。

任天堂がSwitch 2タイトルへのバウチャー対応を拡大していないものの、プレイヤーは、有料アップグレードによってSwitch 2版が提供されるゲームのオリジナルSwitch 1版（例：『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』）の購入に、引き続きバウチャーが使用できることを発見しています。これにより、新しいバージョンにアクセスするためのより手頃な方法が生まれています。

例えば、Switch 2所有者は現在、Switchゲームバウチャーのペアを購入し、『メトロイドプライム Beyond』や10月発売予定の『ポケモンレジェンズ Z-A』のようなクロスジェネレーションタイトルをプレイするためにそれを使用できます。Z-AはSwitch 1版が50ポンド、Switch 2版が60ポンドで設定されています。バウチャーを使用することで、プレイヤーはSwitch 1版を8ポンド節約して購入した後、10ポンドのアップグレード料金を支払うことでSwitch 2版をアンロックできます。

これまで通り、Switchゲームバウチャーは購入後12か月以内に使用する必要があります。任天堂は、2026年中も新しいSwitchタイトルがバウチャーカタログに追加され続けることを確認しています。

古川俊太郎任天堂社長は最近、コストを抑制し、大幅な価格上昇を防ぐために、特定のプロジェクトにおいてゲーム開発サイクルの短縮を模索していることを示唆しました。