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トランプ関税がPCハードウェア販売に打撃、Razer Blade 16が米国市場から撤退

著者:Kristen アップデート:Sep 16,2025

トランプ米大統領が導入した輸入関税により、アメリカのゲーマーが大きな打撃を受けている。Razerの「Blade 16」ゲーミングノートPCもその影響下にある。

関税は輸入品にかかる税金で、商品の価格を引き上げる。サプライチェーン企業がコストを吸収することも可能だが、その負担はしばしば消費者に転嫁される。ゲーマーにとっては、テック製品やゲーミンググッズの値上げが予想される状況だ。

一部の商品は一時的に販売を停止している。The Vergeの報道によると、Blade 16は4月1日時点で米国で購入可能だったが、現在は公式サイトから注文オプションが消えている。

Play欧州のゲーマーは新型ゲーミングノートPCを注文可能(在庫があれば——英国では現在欠品中)だが、米国サイトでは「通知を受け取る」ボタンのみ表示され、価格情報は非公開。購入ページにアクセスすると404エラーページが表示される。

市場の不透明さの中で静かに販売情報を撤去している企業はRazerだけではない。PC部品生産の重要拠点である中国・台湾向け関税は米国ゲーマーに影響を与え、メモリメーカーのMicronなどが追加料金を発表。PCメーカーのFrameworkは米国向け販売の一部を「一時停止」している。

先週には、当初4月9日予定だったNintendo Switch 2の予約開始日が米国で撤去された(トランプ関税による市場混乱を受けて)。続いてカナダでも影響が発生し、Nintendo Canadaが予約延期を確認している。

Nintendoファンやアナリストたちは現在、Switch 2本体およびゲームソフトのさらなる値上げを懸念。本体発表時の価格に対する反発に追い打ちをかける事態になりかねない。

詳細は「Switch 2 Nintendo Directで明らかになった全て」をご覧ください。

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